2026年9月22日 朝6時 市況
今日のテーマ
NASDAQが最高値。原油と米金利の低下でAI・半導体株が大幅反発
21日の米国市場は大きく上昇しました。
NASDAQは+2.26%で最高値を更新。ダウも+0.71%上昇しました。
最大の材料は、原油価格と米長期金利がそろって低下したことです。
WTI原油は95ドル台まで下落し、米10年債利回りも5%を割りました。これまで株価を押さえていた「原油高、インフレ、金利高」への警戒が和らぎ、AI・半導体株に買いが戻っています。
日本時間6時時点の主要市場データ
ダウ 52,048.83 +366.19ドル +0.71% 上昇
NASDAQ 27,122.09 +599.54 +2.26%大幅上昇
最高値を更新しました。
VIX 前週末の14.81から低水準で推移。
株高の一方、取引中にはVIXが上昇する場面もあり、オプション市場では活発な取引が続きました。
米10年債利回り 4.9 約-0.04ポイント 低下
ドル円 157.48円前後 約+0.38% ドル高・円安
WTI原油 95.78ドル 約-4.5% 大幅下落
中東をめぐる外交進展への期待から、原油のリスクプレミアムが低下しました。
日経225先物
日本の現物市場は休場ですが、大阪取引所では祝日取引が行われます。日本株の現物取引再開は24日です。
今日の重要ポイント1 NASDAQが最高値
今朝もっとも重要なのはNASDAQです。
終値は27,122.09。
+2.26%
と大幅上昇し、最高値を更新しました。
特に強かったのがAI・半導体株です。
AMDは約10%上昇し、時価総額が1兆ドルに到達。半導体指数も4.3%上昇しました。
先週はAI関連株への警戒が相場の重しになっていましたが、今朝は完全に逆の動きです。
AI・半導体株への資金流入が再び強まった
ここは日本株を見るうえでも重要です。
今日の重要ポイント2 原油が95ドル台まで急落
WTI原油は95.78ドル。
約-4.5%
と大きく下落しました。
中東情勢をめぐり、外交交渉が進む可能性が意識されたことで、原油に上乗せされていたリスクプレミアムが低下しています。
原油が下がると、
インフレ懸念が和らぐ
米金利が低下する
株式のバリュエーションへの圧力が弱まる
という流れになります。
まさに昨日の米国市場は、この流れが素直に株価へ反映された一日でした。
今日の重要ポイント3 米10年債が5%割れ
米10年債利回りは4.96%前後まで低下しました。
先週は5%を超え、AI・半導体株の大きな重しになっていました。
それが再び5%を下回ったことで、高PERのグロース株への買いが入りやすくなっています。
原油95ドル台
米10年債4.96%
NASDAQ最高値
今朝はこの3つの動きがきれいにつながっています。
ドル円は157円台、円安継続
ドル円は157.48円前後。
約0.38%のドル高・円安です。
日銀は先週、政策金利を1.25%へ引き上げました。
それでも円安が続いています。
主な理由は、日銀が今後急速に利上げを進めるとの見方が強まらなかった一方、米国では追加利上げの可能性が意識されているためです。
ただし現在は、日本当局による為替介入への警戒も強まっています。
157円台からさらに円安が進むのか、それとも介入警戒から円が買い戻されるのか。
今週はドル円の値動きがかなり重要になりそうです。
今日の日本株を見るポイント
今日は祝日のため、東京株式市場の現物取引はありません。
日本市場は9月21日から23日まで休場し、現物株の取引再開は9月24日です。一方、大阪取引所では祝日取引が行われます。
休場中ではありますが、日本株にとって昨夜の米国市場はかなり重要です。
特に、
NASDAQ +2.26%
半導体指数 +4.3%
米10年債 5%割れ
WTI原油 95ドル台
という組み合わせは、AI・半導体株には追い風となりやすい環境です。
24日の日本株再開に向けては、アドバンテスト、東京エレクトロン、キオクシア、ソフトバンクグループなどAI・半導体関連株の反応がまず注目されます。
一方でドル円は157円台。
円安は輸出株にはプラス材料ですが、為替介入への警戒もあるため、円相場の急変には注意が必要です。
今日のまとめ
今朝はかなり分かりやすい相場です。
原油が下落
米金利が低下
AI・半導体株が上昇
NASDAQが最高値更新
という流れになりました。
NASDAQは+2.26%。
ダウも+0.71%です。
日本株は24日まで現物市場が休場ですが、休場中に米国のAI・半導体株が大きく上昇しています。
今のところ24日の日本株にとっては追い風となる材料が増えています。
ただし、まだ2日あります。
NASDAQの強さが続くのか、米10年債が5%以下を維持できるのか、原油が再び上昇しないのか、そしてドル円157円台で為替介入への警戒が強まるのか。
24日の日本株再開まで、この4点を確認していきたいと思います。
