日本時間2026年10月28日午前6時30分基準。米国株は10月27日の終値。その他は各項目の確認時刻を記載しています。

10月27日の米国株式市場はAI関連株が買われ、NASDAQ総合指数が1.18%上昇しました。NYダウは15.99ドル高と小幅上昇にとどまり、指数間で温度差がみられます。

大型テクノロジー企業の決算と米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控え、AI投資の収益性と金利の行方が焦点です。

主要市場データ(9指標)

NYダウ:52,377.57ドル
前日比15.99ドル高、0.03%上昇

NASDAQ総合指数:26,477.81ポイント
前日比308.43ポイント高、1.18%上昇

VIX指数:17.52

米10年国債利回り:5.001%
前営業日4.986%比0.015ポイント上昇

ドル円(USD/JPY):157.79円(提示レンジの中央値)
前日同時刻比約0.31円の円安・ドル高

WTI原油先物(2026年12月限):99.96ドル
10月26日清算値101.76ドル比1.80ドル下落

日経225先物(大阪取引所、12月限):64,440円
10月27日日中清算値63,500円比940円上昇

日経VI:27.66
前営業日34.46比6.80ポイント低下

日本10年国債利回り:確認できず
10月27日の終値・前日比・方向は確認できず。参考:10月26日2.780%、10月23日2.800%比0.020ポイント

重要材料1

AI関連株がNASDAQを押し上げる

米国株ではAI関連銘柄が上昇を主導しました。ブロードコムのAI半導体をAnthropicが利用する大型資金調達案件が注目され、AI向け計算設備への需要の強さが改めて意識されています。

ただし、巨額の設備投資を利益とキャッシュフローで回収できるかは引き続き重要です。今週予定されるMicrosoft、Alphabet、Amazonなどの決算では、クラウド成長率や設備投資額、資金回収の見通しを確認したいところです。

重要材料2

FOMCの金融政策発表を控える

FOMCは米国時間10月27日から28日に開催され、政策発表は28日午後2時(日本時間29日午前3時)の予定です。

市場では金利据え置きが広く予想されていますが、声明やパウエル議長の会見から、今後のインフレと追加利上げへの姿勢を読み取ることが重要です。

重要材料3

中東情勢と原油価格

米国とイランを巡る外交協議の進展期待がある一方、サウジアラビア周辺への攻撃など供給不安は続いています。

WTI原油先物12月限は10月27日米東部時間16時12分時点で99.96ドルと、前日の清算値101.76ドルを下回りました。27日の正式清算値は確認できていないため、約定参考値として扱います。

ドル円 円高・円安の動向と背景

ドル円は10月27日のニューヨーク市場午前8時40分時点で157円74銭から84銭のレンジにあり、中央値157.79円は前日同時刻比約0.31円の円安でした。

米国の金利が高水準にあることがドルを支える一方、FOMC前の持ち高調整や原油価格の変化によって相場は振れやすい状況です。直近の日本時間午前6時30分の為替レートは確認できていないため、上記は時刻を明記した参考値です。

今日の日本株を見るポイント

10月27日の日経平均株価は前日比1,078.72円高の63,268.37円で取引を終えました。アドバンテスト、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンなどが指数を押し上げています。

大阪取引所の日経225先物は28日午前1時38分時点で64,440円と、27日の日中清算値を940円上回りました。ただし、これは夜間取引途中の値であり、確定した夜間終値ではありません。

本日は、半導体関連株の上昇が継続するか、原油価格の低下が企業のコスト懸念を和らげるか、FOMC前の利益確定売りが出るかの3点に注目します。

今日のまとめ

NASDAQはAI関連株主導で1.18%上昇し、ダウは小幅高でした。原油は前日清算値を下回る水準で推移し、米国の金融政策発表を前に慎重な見方も残っています。

今日の日本株は半導体株と先物の強さが手掛かりとなる一方、FOMCと大型テクノロジー企業の決算を控え、値動きが大きくなる可能性があります。