2026年9月18日 朝6時 市況
今日のテーマ
米国株が反発。原油と米金利の低下でNASDAQが1.7%上昇
17日の米国市場は、前日のFOMC後の下落から反発しました。
ダウは約0.6%高、NASDAQは約1.7%高。特にテクノロジー株への買い戻しが目立ちました。
背景にあるのは、WTI原油の下落と米10年債利回りの5%割れです。
FRBは追加利上げの可能性を残していますが、原油と長期金利がともに低下したことで、前日に強まったインフレと金利への警戒がいったん和らぎました。
日本時間6時時点の主要市場データ
ダウ 51,778.04 +316.14ドル +0.61% 上昇
NASDAQ 26,418.30 +439.87 +1.69% 上昇
VIX 15.81-1.90 -10.73% 低下
株式市場の反発を受け、市場の警戒感は大きく後退しました。
米10年債利回り 4.95% 低下
ドル円 155円台後半 約-0.2% ドル安・円高
WTI原油 101.91ドル -0.52ドル前後 下落
中東の供給不安がやや後退し、2日続けて下落しました。ただし、依然として100ドルを超える高値圏です。
日経VI 28.15 -0.29 -1.02% 低下
日本10年国債利回り3.003%+0.008ポイント 上昇
今日の重要ポイント1 NASDAQが1.7%反発
昨日までの流れとは少し変化が出ています。
NASDAQは、+1.69%と大きく反発しました。
ダウも0.61%上昇しています。
前日はFRBが0.25%の利上げを決定し、さらに追加利上げの可能性を示したことで株式市場が下落しました。
ところが17日は、
原油が下落
米10年債利回りが低下
テクノロジー株が買い戻される
という流れになりました。
特にNASDAQがダウを大きく上回っている点は、今日の日本株を見るうえでも重要です。
今日の重要ポイント2 米10年債が5%を下回る
米10年債利回りは4.95%前後まで低下しました。
前日は5%を超えていました。
株式市場、特にAI・半導体などのグロース株にとっては、この動きが大きいです。
米国債利回りが上昇すると、高いPERのグロース株には逆風になります。
逆に金利が低下すると、その圧力が少し和らぎます。
NASDAQが1.7%上昇した背景には、米10年債が5%を割ったこともあります。
今日の重要ポイント3 原油が101ドル台へ低下
WTI原油は101.91ドル。
2日続けて下落しました。
サウジアラビアがオマーン経由で追加供給を行っていることや、東西パイプラインの一部復旧が見込まれていることから、供給不安がやや後退しています。
原油が下がると、
インフレ懸念が和らぐ
金利上昇圧力が弱まる
株式市場にはプラス
という流れになりやすくなります。
ただしWTIはまだ100ドルを超えています。
中東情勢次第で再び大きく動く可能性があるため、引き続き確認したいところです。
ドル円は155円台後半
ドル円は155円台後半。
前日の156円台から、ややドル安・円高方向です。
理由は米金利です。
FRBの利上げを受けて一度はドル買いが強まりましたが、17日は米10年債利回りが低下。
それに伴ってドルの上昇も一服しました。
そして今日はいよいよ日銀金融政策決定会合です。
市場では日銀の追加利上げが意識されているため、今日は日本株以上にドル円の値動きが大きくなる可能性があります。
今日の日本株を見るポイント
昨日の日経平均は64,136.25円。
+213.25円 +0.33%
で終了しました。
今日の日本株には、米国市場から比較的良い流れが来ています。
特にNASDAQが1.7%上昇しているため、
AI・半導体関連株の反応に注目です。
一方、今日は日銀会合があります。
日本10年国債利回りはすでに3.003%。
ドル円も155円台です。
そのため今日は、
NASDAQの反発
日銀の政策判断
植田総裁の会見
ドル円
この4つを中心に見れば、相場の方向がかなり分かりやすいと思います。
今日のまとめ
今日の重要材料は3つです。
1. NASDAQが1.69%反発
2. 米10年債が5%を割り4.95%前後へ低下
3. WTI原油が101ドル台へ低下
昨日まで市場を苦しめていた、
原油高と金利高
がいったん落ち着きました。
その結果、テクノロジー株を中心に買い戻しが入り、NASDAQは大きく反発しています。
そして今日の日本株は日銀が主役です。
日銀の政策判断そのものだけでなく、その後の植田総裁の発言で今後の追加利上げペースがどう見られるかが重要になります。
今朝は米国株から良い流れ。ただし日銀通過後の金利とドル円で、午後から雰囲気が変わる可能性がある。
今日はそんな一日として見ておきたいと思います。
