今日のテーマ

FRBが0.25%利上げ。米10年債は5%台、ドル円は155円台へ

今朝の最大の材料はFRBです。

FRBは政策金利を0.25%引き上げ、3.75%から4.00%としました。2023年以来、約3年ぶりの利上げです。

さらにFOMC参加者18人のうち16人が、年内に少なくともあと1回の利上げを見込んでいます。

市場は「今回の利上げ」よりも、利上げがこれで終わらない可能性を警戒。米10年債利回りは5%まで上昇し、米国株は下落しました。 

日本時間6時時点の主要市場データ

ダウ 51,461.90 -631.21ドル -1.21% 下落

NASDAQ 25,978.42 -0.01%未満 小幅下落 

VIX 18.38 +6.9% 上昇

FRBの追加利上げへの警戒から、市場の不安心理がやや強まりました。 

米10年債利回り 5.00% +0.012ポイント 上昇

FRBの利上げと追加利上げ示唆を受け、5%台まで上昇しました。 

ドル円 155.99円前後 約+0.47% ドル高・円安 

WTI原油 100ドル台 下落

サウジアラビアが追加供給に動くとの報道から、中東の供給不安がやや後退しました。原油は100ドルを超える高値圏を維持しています。 

日経VI 30前後

前日の取引では30台で推移しました。日経平均が底堅く推移したことで、警戒感はいったんやや低下しています。 

日本10年国債利回り 3.035%前後 上昇

3%を超える高水準が続いています。 

今日の重要ポイント

1. FRBが0.25%利上げ

FRBは政策金利を、3.75%から4.00%

へ引き上げました。

今回の利上げ自体は市場にかなり織り込まれていました。

問題はその先です。

FRBは追加利上げの可能性を示し、ウォーシュFRB議長もインフレについて「高すぎる状態が長く続いている」との認識を示しています。 

初心者向けに簡単にまとめると、

インフレが下がらない

FRBが金利を上げる

米国債利回りも上昇する

株式には重しになる

という流れです。

2. 米10年債が5%

米10年債利回りは5%前後。

ここは今の相場で非常に重要です。

安全性の高い米国債で5%程度の利回りが得られる環境では、高いPERの株を買う魅力が相対的に低下します。

特に、

AI、半導体、NASDAQ

などのグロース株には金利上昇が逆風になりやすくなります。

ただし今回、NASDAQはほぼ横ばいでした。

ダウが1.2%下落した一方、NASDAQは踏みとどまった点は少し気になります。 

ドル円は155円台へ円安

ドル円は155.99円前後。

約0.47%のドル高・円安となりました。 

理由はFRBです。

利上げに加え、年内の追加利上げも示唆されたことで米金利が上昇。

ドルが買われ、円は売られました。

一方、日本では9月18日の日銀会合が控えています。

市場では日銀の利上げ観測も強まっているため、ここからは、

FRBの追加利上げによるドル高と

日銀利上げ観測による円高の綱引きになります。 

今日の日本株を見るポイント

今日の日本株で一番見るべきなのは、米金利5%を受けた半導体・AI関連株の反応です。

昨日の日経平均は63,923円まで上昇し、前日比438.90円高でした。 

しかし、その後の米国市場ではFRBが利上げ。

米10年債も5%台です。

そのため今日は、

アドバンテスト、東京エレクトロンなど半導体株

ソフトバンクグループなどAI関連株

の寄り付き後の動きを確認したいところです。

一方、ドル円が155円台まで円安になっていることは、自動車など輸出企業には追い風になります。

さらに日本10年債利回りも3%台。

米金利上昇、円安、日本金利上昇

この3つの組み合わせで、セクターによってかなり動きが分かれそうです。

今日のまとめ

今日の重要材料は3つです。

FRBが0.25%利上げ

米10年債利回りが5%台

ドル円が155円台へ円安

ダウは-1.21%。

NASDAQはほぼ横ばい。

VIXは18.38まで上昇しました。 

今日は日本株の指数だけを見るより、

米10年債5%

ドル円155円台

半導体・AI株

を優先して確認したい朝です。

そして明日18日は日銀会合。

FRBを通過した直後に日銀という大きな金融イベントが続きます。

今日は米国の利上げを日本株がどう消化するのか、そして明日の日銀を前に円と日本金利がどう動くのか。