2026年9月17日 朝6時 市況
今日のテーマ
FRBが0.25%利上げ。米10年債は5%台、ドル円は155円台へ
今朝の最大の材料はFRBです。
FRBは政策金利を0.25%引き上げ、3.75%から4.00%としました。2023年以来、約3年ぶりの利上げです。
さらにFOMC参加者18人のうち16人が、年内に少なくともあと1回の利上げを見込んでいます。
市場は「今回の利上げ」よりも、利上げがこれで終わらない可能性を警戒。米10年債利回りは5%まで上昇し、米国株は下落しました。
日本時間6時時点の主要市場データ
ダウ 51,461.90 -631.21ドル -1.21% 下落
NASDAQ 25,978.42 -0.01%未満 小幅下落
VIX 18.38 +6.9% 上昇
FRBの追加利上げへの警戒から、市場の不安心理がやや強まりました。
米10年債利回り 5.00% +0.012ポイント 上昇
FRBの利上げと追加利上げ示唆を受け、5%台まで上昇しました。
ドル円 155.99円前後 約+0.47% ドル高・円安
WTI原油 100ドル台 下落
サウジアラビアが追加供給に動くとの報道から、中東の供給不安がやや後退しました。原油は100ドルを超える高値圏を維持しています。
日経VI 30前後
前日の取引では30台で推移しました。日経平均が底堅く推移したことで、警戒感はいったんやや低下しています。
日本10年国債利回り 3.035%前後 上昇
3%を超える高水準が続いています。
今日の重要ポイント
1. FRBが0.25%利上げ
FRBは政策金利を、3.75%から4.00%
へ引き上げました。
今回の利上げ自体は市場にかなり織り込まれていました。
問題はその先です。
FRBは追加利上げの可能性を示し、ウォーシュFRB議長もインフレについて「高すぎる状態が長く続いている」との認識を示しています。
初心者向けに簡単にまとめると、
インフレが下がらない
FRBが金利を上げる
米国債利回りも上昇する
株式には重しになる
という流れです。
2. 米10年債が5%
米10年債利回りは5%前後。
ここは今の相場で非常に重要です。
安全性の高い米国債で5%程度の利回りが得られる環境では、高いPERの株を買う魅力が相対的に低下します。
特に、
AI、半導体、NASDAQ
などのグロース株には金利上昇が逆風になりやすくなります。
ただし今回、NASDAQはほぼ横ばいでした。
ダウが1.2%下落した一方、NASDAQは踏みとどまった点は少し気になります。
ドル円は155円台へ円安
ドル円は155.99円前後。
約0.47%のドル高・円安となりました。
理由はFRBです。
利上げに加え、年内の追加利上げも示唆されたことで米金利が上昇。
ドルが買われ、円は売られました。
一方、日本では9月18日の日銀会合が控えています。
市場では日銀の利上げ観測も強まっているため、ここからは、
FRBの追加利上げによるドル高と
日銀利上げ観測による円高の綱引きになります。
今日の日本株を見るポイント
今日の日本株で一番見るべきなのは、米金利5%を受けた半導体・AI関連株の反応です。
昨日の日経平均は63,923円まで上昇し、前日比438.90円高でした。
しかし、その後の米国市場ではFRBが利上げ。
米10年債も5%台です。
そのため今日は、
アドバンテスト、東京エレクトロンなど半導体株
ソフトバンクグループなどAI関連株
の寄り付き後の動きを確認したいところです。
一方、ドル円が155円台まで円安になっていることは、自動車など輸出企業には追い風になります。
さらに日本10年債利回りも3%台。
米金利上昇、円安、日本金利上昇
この3つの組み合わせで、セクターによってかなり動きが分かれそうです。
今日のまとめ
今日の重要材料は3つです。
FRBが0.25%利上げ
米10年債利回りが5%台
ドル円が155円台へ円安
ダウは-1.21%。
NASDAQはほぼ横ばい。
VIXは18.38まで上昇しました。
今日は日本株の指数だけを見るより、
米10年債5%
ドル円155円台
半導体・AI株
を優先して確認したい朝です。
そして明日18日は日銀会合。
FRBを通過した直後に日銀という大きな金融イベントが続きます。
今日は米国の利上げを日本株がどう消化するのか、そして明日の日銀を前に円と日本金利がどう動くのか。
