2026年11月7日(土)朝の米国市況
NASDAQは1.09%反発、NYダウは0.46%続落。 前日のAI・半導体株急落から買い戻しが入りましたが、米雇用統計を受けた長期金利上昇が新たな注目材料となっています。
NASDAQ総合指数は1.09%上昇しましたが、NYダウは0.46%下落。米国株の反発は全面高ではなく、ハイテク株に偏った動きでした。
9指標の確認結果
NYダウ:51,285.73、前日比237.33ドル安(0.46%下落)。
NASDAQ総合:24,579.42、前日比264.42ポイント高(1.09%上昇)。
VIX:25.49、前日比2.69ポイント低下(9.55%下落)。
米10年国債利回り:4.859%、前日比0.022ポイント上昇。
ドル円:158.51円、前日比約0.85円のドル高・円安(0.54%上昇)。
WTI原油:1バレル90.54ドル、前日比0.02ドル高(0.02%上昇)。
日経225先物:大阪取引所2026年12月限、11月7日午前4時40分時点58,230円、11月6日日中清算値57,410円比820円高。
日本10年国債利回り:11月6日午後の参考気配2.629%、前営業日11月5日の2.746%から0.117ポイント低下。確定終値ではありません。
半導体株の買い戻し
前日にNASDAQが5.52%下落した反動で、NVIDIAやAMDなどAI関連銘柄が買い戻されました。ただし、データセンター建設に対する規制やAI設備投資の採算性を巡る懸念は残り、相場全体が落ち着いたとは判断できません。
重要ニュース1 米雇用統計と長期金利
10月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が16万5,000人増、失業率4.1%と報じられました。堅調な雇用は景気を支える一方、金融緩和期待を後退させる要因となり、米10年債利回りは上昇しました。
重要ニュース2 原油はほぼ横ばい
WTI原油は90.54ドルと前日比0.02ドル高。中東情勢に伴う供給懸念と、景気・需要見通しをにらんだ取引が続いています。前日の反発後も、価格は方向感に乏しい状態です。
ドル円の動き:円安方向
ドル円は158.51円付近と前日比0.54%のドル高・円安でした。米雇用統計の強さと米長期金利の上昇がドルを支えたとみられます。ただし為替は取引が続くため、掲載値は確認時点の参考値です。
週明け日本株の注目点
11月7日は土曜日で東京市場は休場です。週明け9日(月)は、アドバンテスト、東京エレクトロン、キオクシア、フジクラなど半導体関連株が米NASDAQ反発をどこまで織り込むかが焦点です。一方、金曜日の東京市場は大きく下落しており、米国株の戻りが一部の銘柄に集中している点には注意が必要です。大阪の日経225先物は夜間の途中時点で日中清算値を上回っていますが、確定終値と混同しないようにします。
まとめ
米国市場はNASDAQが反発する一方、NYダウは続落。VIXは低下したものの25台と高く、AI関連株への警戒は残っています。週明け日本株は、米半導体株の戻りと日経225先物の動きを確認したいところです。
