米国市場の概況
11月5日(木)の米国株式市場は急落しました。NYダウは51,523.06ドル、前日比1,833.06ドル安(約3.44%)。NASDAQ総合指数は約24,315ポイント、前日比約5.5%下落し、調整局面入りが報じられています。S&P500も7,353.73ポイント、約4.4%下落しました。AI関連投資の収益性とデータセンター建設を巡る規制懸念が売りを加速させました。


NYダウ:51,523.06ドル。前日比-1,833.06ドル(約-3.44%)、下落
NASDAQ:およそ24,315ポイント。前日比約-5.5%、下落。
VIX:28.18 69.66% 上昇
米10年国債利回り:約4.836%。低下方向。
USD/JPY:157.701
WTI原油:90.52ドル/バレル。前日比+2.40ドル(+2.72%)、上昇。
日経平均VI:33.56。前営業日比+5.58(+34.35%)、上昇。11月5日日本市場終値。
日本10年国債利回り:約2.790%。

重要ニュース1

AI半導体とデータセンター関連に売り
AI関連の巨額投資が将来の収益に結びつくかという懸念に加え、米中間選挙後にデータセンター建設への規制が強まるとの見方が広がりました。NVIDIAは約9.3%、AMDは約17.3%下落したと報じられています。半導体株への売りが日本市場にも波及する可能性があります。

重要ニュース2

米中間選挙後の政策不透明感
民主党が議会の多数を確保した後、AIインフラや電力供給、建設許認可を巡る政策への警戒が高まりました。ただし、規制が確定したわけではありません。市場は投資計画の変更リスクを先回りして織り込もうとしている状況です。

重要ニュース3

中東のタンカー被害と原油反発
WTI原油は90.52ドルへ2.72%反発しました。ホルムズ海峡周辺でのタンカー被害や米イラン外交の不透明感が供給不安を再燃させています。前日の急落後だけに値動きが大きく、輸送コストやインフレ見通しにも注意が必要です。

ドル円と金利の見方
米10年債利回りは約4.836%へ低下したと報じられ、安全資産への資金移動が示唆されます。ただしドル円の同時刻比較可能なレートを確認できなかったため、本日の円高・円安の方向やその原因は断定できません。日本市場では米金利と為替が同じ方向に動くかを確認したいところです。

今日の日本株を見るポイント
11月6日(金)の東京市場は、米NASDAQの急落を受けて半導体・AI関連の売り圧力に注意が必要です。アドバンテスト、東京エレクトロン、キオクシア、フジクラなどの寄り付き後の値動き、日経平均VIの再上昇、日経225先物と現物の価格差を確認します。一方、原油の反発は輸送・化学などのコスト面に逆風となる可能性があります。急落直後の値幅拡大にも注意が必要です。

まとめ
米国株はAI投資と規制への懸念から大幅下落しました。原油は中東の供給不安で反発し、株式・金利・原油の方向が分かれています。確認できない指標を補完せず、東京市場の初動と確定データを見極める一日です。