2026年9月26日 朝6時 市況
今日のテーマ
AI関連株への買いで米国株は反発。ただし米10年債は5.2%近くまで上昇
25日の米国市場は3指数そろって上昇しました。
ダウは+0.93%、NASDAQは+0.48%。
Microsoftを中心にAI関連株への買いが戻り、前日までの金利上昇への警戒を押し返しました。一方、米10年債利回りは5.196%まで上昇。高金利への警戒はまだ消えていません。
日本時間6時時点の主要市場データ
ダウ 51,828.62 +0.93% 上昇
NASDAQ 27,068.72 +0.48% 上昇
VIX 15.38 -0.29 -1.85% 低下
株価上昇を受け、市場の警戒感はやや後退しました。
米10年債利回り 5.196% 約+0.03ポイント 上昇
19年ぶりの高水準圏です。
ドル円 158.40円前後
WTI原油 93ドル台 約-1% 下落
米国とイランによる停戦交渉への期待から、前日の急上昇からやや反落しました。
日経225先物
25日の日中取引では66,100円まで上昇しました。25日の現物日経平均も66,364.20円まで上昇しています。
日経VI 27台 低下方向
25日の日中には27.65まで低下。前日比-1.85%となる場面がありました。
日本10年国債利回り 3.049% 前日から低下
25日の国内債券市場では3.049%で取引を終えました。
今日の重要ポイント1 AI関連株が再び上昇
今朝の米国市場を支えたのは、やはりAI関連株です。
Microsoftは+3.7%。
Copilotにコード生成機能やAIエージェント機能を追加したことが好感されました。
Qualcommも約4%、Dellも約5%上昇。
さらにAkamaiはAnthropicとの116億ドル規模のクラウド契約を材料に上昇しました。
AIへの投資がまだ続いている。
この安心感が、米金利上昇にもかかわらずNASDAQを押し上げました。
今日の重要ポイント2 米10年債は5.2%目前
一方で、気になるのが金利です。
米10年債利回りは5.196%。
19年ぶりの高水準まで上昇しました。
市場では10月のFRB利上げ確率が約66%まで上昇しています。
つまり現在は、
AIへの期待は強い
しかし、
金利も非常に高い
という状態です。
NASDAQは上昇しましたが、米10年債が5.2%を明確に超えてさらに上昇するようなら、再びAI・半導体株の重しになる可能性があります。
今日の重要ポイント3 中東情勢は少し改善期待
原油は前日の急騰からやや低下しました。
背景には、米国とイランが段階的な停戦に向けた交渉を続けていることがあります。
報道では、イランによるホルムズ海峡再開と、米国による経済封鎖解除を含む案が検討されています。
この交渉が進めば、
原油低下
インフレ懸念の後退
米金利低下
につながる可能性があります。
今の株式市場では、中東情勢が原油と金利を通じて株価に影響しているため、引き続き重要です。
ドル円は158円台
ドル円は158.40円前後。
前日からはややドル安・円高方向ですが、依然として158円台です。
円が大きく買われない理由は、やはり日米金利差です。
米10年債 5.196%
に対して、
日本10年国債 3.049%
です。
ただし159円から160円が近いため、日本当局による為替介入への警戒は続きます。
日本株は5日続伸
25日の日経平均は、
66,364.20円
+850.21円 +1.30%
と5日続伸しました。
特に強かったのが半導体と金融です。
東京エレクトロン、アドバンテスト、イビデンなどが日経平均を押し上げました。
また、日米の長期金利上昇を背景に銀行株も買われています。
週明けの日本株を見るポイント
今日は土曜日のため、日本株は休場です。
週明けに向けて一番注目したいのはAI・半導体株です。
昨夜のNASDAQは+0.48%。
Microsoftを中心にAI関連株への買いが戻りました。
これは日本の半導体株にはプラス材料です。
ただし、
米10年債5.2%目前
という大きな逆風があります。
週明けは、
AI株の強さが金利上昇を上回れるか
ここが最大のポイントになりそうです。
VIXから見る現在の相場
VIXは15.38。
前日比-1.85%です。
VIX自体はまだ低い水準で、市場が強い恐怖状態に入っているわけではありません。
そのため、現時点ではVIXだけを見て「大きな買い場」と判断する局面ではなく、米金利や中東情勢の変化を合わせて確認したいところです。
今日のまとめ
今朝は、
AI株上昇
米国株反発
という明るい材料がありました。
ダウは+0.93%。
NASDAQは+0.48%です。
一方で、
米10年債利回り5.196%
という非常に高い金利が残っています。
現在の相場は、
AIへの期待
と
金利上昇への警戒
の綱引きです。
週明けの日本株では、AI・半導体株の強さが続くのか。そして米10年債が5.2%を超えるのか。
まずこの2つを確認していきたいと思います。
