2026年9月15日 朝6時 市況
日本時間6時時点の市場概況
今朝の市場は、再び警戒感が強まっています。
米国株はダウ、NASDAQとも下落。特に半導体株への売りが強く、フィラデルフィア半導体指数は5.9%下落しました。
大きな材料は、
AI開発を巡る警戒
米10年債利回りが一時5%突破
中東情勢による原油高
の3つです。
AI関連株と半導体株にとって、かなり厳しい材料が重なった一日でした。
主要市場データ
ダウ 52,421.17 -0.29% 下落
NASDAQ 26,186.41 -0.56% 下落
VIX 17.18前後 +8.5% 上昇
市場の警戒感が再び高まりました。
米10年債利回り 4.96%前後 上昇
一時は5.01%まで上昇し、2023年以来初めて5%を突破しました。
ドル円 154.36円前後 約0.5%ドル高・円安
WTI原油 101.39ドル +1.34ドル +1.3% 上昇
日経225先物 63,480円 +130円 上昇
日経VI 29.80 -2.45% 低下
日本10年国債利回り 3%近辺 上昇基調
日銀の追加利上げ観測を背景に、日本の長期金利も高水準が続いています。
今日の重要ポイント
1. AI・半導体株に強い売り
今日もっとも気になる材料です。
Anthropic、OpenAI、xAIなどAI業界の経営陣から、AI開発速度や安全性への警戒が相次ぎました。
これを受け、
フィラデルフィア半導体指数は5.9%下落しました。
日本株では、AIインフラ関連
への影響をまず確認したいところです。
昨日の日経平均もAI・半導体関連株への売りで63,492.99円まで下落しています。
2. 米10年債がついに5%突破
米10年債利回りは一時、5.01%まで上昇しました。
5%突破は2023年以来です。
原油高によるインフレ懸念に加え、FRBが今週利上げするとの見方も強まっています。
市場では25bp利上げの確率を約90%織り込んでいます。
金利が5%を超えると、安全な米国債の魅力が高まり、
「高いPERを払って株を持つ必要があるのか」
という比較が起きやすくなります。
特にAI・半導体などグロース株には逆風です。
3. 原油は再び101ドル
WTI原油は101.39ドル。
+1.3%
となりました。
中東でサウジアラビアのエネルギー施設や船舶への攻撃が続いていることが背景です。
一時は約5%上昇しましたが、トランプ大統領が「イランが協議を望んでいる」と発言したことで上昇幅を縮めました。
つまり、
原油は100ドルを超えているものの、外交次第で大きく上下する状況
です。
ドル円は154円台へ円安
ドル円は154.36円前後。
前日から約0.5%ドル高・円安方向です。
円安になった主な理由は、
原油高によるリスク回避のドル買い
FRB利上げ観測
米10年債5%突破
です。
一方、日本でも今週の日銀会合での利上げ観測があります。
そのため現在は、
FRB利上げ観測によるドル高と
日銀利上げ観測による円高がぶつかっています。
今日は154円台を維持するか、それとも再び153円方向へ戻るかを見たいところです。
今日の日本株を見るポイント
今朝はまず、AI・半導体株を見ます。
米国で半導体指数が5.9%下落しているため、日本の半導体関連株も警戒が必要です。
ただし日経225先物は午前2時時点で63,480円と、日中清算値比では130円高まで戻しています。
したがって、
「米半導体株急落=日経全面安」
と単純には決めつけず、寄り付き後の動きを確認したいところです。
今日見る数字は、
日経平均63,000円
米10年債5%
WTI100ドル
ドル円154円
の4つで十分です。
VIXから見る買い場
VIXは17台まで上昇しました。
ただし、まだ20には届いていません。
目安はこれまで通り、
VIX 20台 警戒開始
VIX 30台 買い場を意識
VIX 40以上 本格的な買い場を探すと見ます。
株価は下がっていますが、VIX17台ではまだ市場全体が恐怖状態とは言えません。
今日のまとめ
今日のテーマは、
「AI株急落と米金利5%突破」
です。
NASDAQ -0.56%
VIX 17台
米10年債 一時5.01%
WTI 101.39ドル
ドル円 154円台
日経先物 63,480円
今日は特に、
AI・半導体株
米10年債5%
この2つを見れば十分です。
原油も100ドルを超えていますが、今朝の日本株に直接効きそうなのは、米国でのAI・半導体株の急落です。
ただしVIXはまだ17台。
怖くなってきた相場ではありますが、本格的な悲観相場にはまだ入っていません。
