今日のテーマ

週明けは中東情勢を再警戒。米国株は反発して週末を終えたものの、米10年債5.17%が重し

今日は月曜日ですが、日本時間6時時点では米国の株式・債券市場はまだ始まっていません。

そのため株式・債券・商品先物は25日金曜日の終値、Bitcoinは週末の直近値を中心に整理します。

25日の米国市場はダウ、NASDAQともに反発。一方、週末にはトランプ米大統領がイラン側のホルムズ海峡再開を含む和平案を拒否したと伝わりました。

先週後半の株高を支えた「米国とイランの緊張緩和期待」に不透明感が出ており、今日の日本株では原油と中東情勢への警戒が再び重要になります。 

日本時間6時時点の主要市場データ

ダウ 51,828.62 +478.64ドル +0.93% 上昇

NASDAQ 27,068.72 +129.35 +0.48% 上昇

25日の米国株はそろって反発しました。 

VIX 14.87 -0.80 -5.11% 低下

米国株の反発を受け、市場の警戒感は低下しました。 

米10年債利回り 5.17% -0.01ポイント 低下

ドル円 157.13円-1.14円 約-0.72% 

WTI原油 92.44ドル -2.3% 下落

米国とイランの外交進展期待から、25日は原油価格が大きく下落しました。 

日経225先物

25日の取引では6万5,000円台後半で推移。

週末の米国株上昇は支えとなりますが、今朝は中東情勢を受けた原油の反応を確認したいところです。 

日経VI 20.30 -7.81 -27.78% 大幅低下

日本10年国債利回り 3.049% 低下

25日は3.049%で終了しました。

ただし3%台という水準自体は非常に高く、国内株式市場でも金利上昇への警戒は続いています。 

今日の重要ポイント1 米国株は反発して週末へ

25日の米国市場は、

ダウ +0.93%

NASDAQ +0.48%

とそろって上昇しました。 

WTI原油が92ドル台まで下落したことで、インフレへの警戒がやや和らぎ、株式市場には安心感が広がりました。

AI関連株への買いも相場を支えています。

ただし、米10年債利回りは5.17%。

株価は上昇しているものの、金利はまだ非常に高い。

ここは今週も重要です。

今日の重要ポイント2 週末に中東情勢が再び不透明に

今日の日本株で最も注意したいのは、週末に出た中東関連のニュースです。

トランプ米大統領は26日、イランが提示したホルムズ海峡再開と核協議再開を含む提案を拒否したと明らかにしました。 

25日の市場では、

米国とイランの緊張緩和期待

原油下落

インフレ懸念後退

株高

という流れでした。

しかし週末の報道によって、この前提が少し変わっています。

今日の原油が再び上昇するかどうか。

まずここを確認したいところです。

今日の重要ポイント3 米10年債は5.17%

米10年債利回りは5.17%。

前日からは0.01ポイント低下しましたが、週間では16bp上昇し、2007年以来の高水準圏で週を終えました。 

初心者向けに整理すると、

金利が高い

企業の資金調達コストが上がる

将来利益の価値が低く評価されやすくなる

AI・半導体など高PER株には逆風

となります。

今週もAI関連株を見るうえでは、米10年債5%台が最大の注意材料のひとつです。

ドル円は157円台へ円高

ドル円は25日に157.13円。

前日の158.27円から約1.14円、ドル安・円高方向へ動きました。 

一時は158円台後半まで円安が進んでいましたが、その後ドル売りが強まりました。

主な背景は、米国の経済指標が市場予想を下回り、ドル買いが巻き戻されたことです。

ただし米10年債は5%を大きく超えています。

そのため、現時点で円高トレンドへ完全に転換したとは判断しにくい状況です。

今日は157円台を維持するのか、それとも再び158円台へ戻るのかを確認したいと思います。

今日の日本株を見るポイント

25日の日経平均は、

66,364.20円

+850.21円 +1.30%

と5日続伸しました。 

今日の日本株では3つを確認します。

1. AI・半導体株

NASDAQが+0.48%で終えていることは追い風です。

ただし米10年債5.17%は逆風。AI株への買いが金利高を上回れるかを見たいところです。

2. 原油

25日は92ドル台まで低下しましたが、週末に米国とイランの和平期待が後退しました。

原油が再び上昇すれば、日本株にもマイナス材料となります。

3. ドル円157円台

先週の158円台から円高方向へ動いています。

自動車など輸出関連株には、やや逆風となる可能性があります。

VIXから見る買い場判断

VIXは14.87。

前日比-5.11%です。 

市場心理はかなり落ち着いています。

VIXだけを見ると、現在は大きな恐怖が発生した買い場ではありません。

VIXが20を超えてくるのか、それとも15前後を維持するのか。

今週は中東情勢と原油価格の変化によって、VIXが再び動き始める可能性があります。

今日のまとめ

今朝のポイントは、

米国株は反発

VIXは14台へ低下

WTIは92ドル台まで下落

という、先週末までの動きだけを見れば比較的落ち着いた相場です。

ただし週末には、トランプ米大統領がイラン側の和平提案を拒否したとの報道が出ました。 

そのため今日の日本株では、

原油が再上昇するか

米10年債5.17%がさらに上昇するか

ドル円157円台が維持されるか

この3点が重要です。

特に中東情勢、原油、米金利の組み合わせを確認しながら、AI・半導体株の反応を見ていきたいと思います。

※2026年9月28日、日本時間6時時点。米国株・米国債・商品市場は週末休場のため、原則として9月25日の最新終値を使用しています。Bitcoinは週末の直近値を掲載しています。