2026年10月7日 朝6時30分 市況
今日のテーマ
NASDAQが最高値更新。米金利の低下と原油の安定が追い風
6日の米国市場は上昇。NASDAQは+0.45%となり、再び過去最高値を更新しました。ダウも+0.49%です。
米長期金利が24年ぶりの高水準からやや低下したこと、原油価格が89ドル台で落ち着いたことが安心材料となりました。AI関連への期待も引き続き強く、米国株を支えています。
日本時間6時30分前後の主要市場データ
ダウ 51,521.28 +253.38 +0.49% 上昇
NASDAQ 27,599.79 +122.48 +0.45% 上昇・最高値更新
S&P500も最高値を更新しており、米国株は全体として強い一日でした。
VIX 15.35 -0.17 -1.10% 低下
前日の15.52から15.35へ低下しました。
米10年債利回り 5.28%前後
-0.027ポイント前後 低下
前日までの急激な金利上昇が一服。10年債利回りは約2.7bp低下して5.28%となりました。
金利低下は、金利の影響を受けやすいAI・ハイテク株には追い風です。
USD/JPY 158.15円前後 +0.19円 +0.12% 円安
前日の157.96円から158.15円付近へ、やや円安方向です。
米長期金利は低下しましたが、依然5%を大きく超える高水準。日米金利差が大きい状態が続いていることが、円を買いにくくしています。
WTI原油 89.44ドル +0.01ドル +0.01% ほぼ横ばい
中東からの原油輸出増加とG7による備蓄放出が供給不安を和らげる一方、中東情勢への警戒が下値を支えています。
日経225先物 70,947円前後 +767円前後 上昇
一時71,517円まで上昇しており、昨日の日経平均終値70,683.98円を上回っています。
日経VI 29.20 +6.33 +27.68% 上昇
昨日の日経VIは大幅に上昇しました。
日経平均そのものは+1.05%と上昇しましたが、同時にボラティリティーも大きく上がっています。
日本10年国債利回り 3.093%
+0.005ポイント 小幅上昇
3%を超える高水準が続いています。
昨日実施された10年国債入札では、表面利率3.1%、募入最高利回り3.103%となりました。
今日の重要ポイント1 NASDAQが再び最高値
米国株は再びAIが中心です。
NASDAQは27,599.79まで上昇し、過去最高値を更新しました。
AIインフラ投資への期待が続くなか、半導体株も堅調。今後始まる7-9月期決算についても、AI関連企業の業績成長への期待が高まっています。
初心者向けに整理すると、
AI需要への期待が続く
米長期金利が少し低下
原油価格も落ち着く
NASDAQ最高値更新
という流れです。
今日の重要ポイント2 米10年債利回りが5.28%へ低下
ここ数日、株式市場で最も気になっていたのが米国の長期金利でした。
米10年債利回りは一時24年ぶりの高水準まで上昇していましたが、昨日は5.28%前後へ低下しました。
これはAI・ハイテク株にはプラスです。
ただし、5.28%という水準そのものは依然かなり高く、米国の財政赤字や国債発行への懸念も残っています。
「金利上昇が終わった」と判断するにはまだ早い状況です。
今日の重要ポイント3 日本株は7万円台へ
昨日の日経平均は70,683.98円。
+737.12円 +1.05%と上昇しました。
さらに今朝の日経225先物は70,900円台。
米NASDAQが最高値を更新したこともあり、今日もAI・半導体関連には追い風となりそうです。
一方で気になるのが日経VIの29.20です。
株価が上昇しているにもかかわらず、日経VIは+27.68%と急上昇しました。
市場参加者が「今後の値動きがかなり大きくなる」と見ていることを示しており、日経平均が高値圏にある今だからこそ注意しておきたい数字です。
今日の日本株を見るポイント
今日はまず日経平均が7万円台を維持できるかを確認したいところです。
米NASDAQ最高値と米金利低下は、アドバンテスト、ソフトバンクグループ、フジクラ、キオクシアなどAI・半導体関連には追い風です。
ただし、日経VIが29台まで急上昇しているため、上昇して始まった後の利益確定売りには注意。
また、日銀の植田総裁はインフレ率を2%付近に安定させる重要性を強調しており、今後の追加利上げの可能性も引き続き意識されています。
AI・半導体株の強さ
日経平均7万円台の定着
日経VIの高止まり
日本10年債利回り3%台
この4点を見ておきたいと思います。
今日のまとめ
今朝の市場を一言でまとめると、
「NASDAQは最高値更新。米金利低下と原油の安定で株には追い風。ただし日本株は値動きの大きさに注意」
です。
NASDAQは+0.45%、ダウは+0.49%。
米10年債利回りは5.28%前後へ低下し、WTI原油も89.44ドルで落ち着いています。
そして日経225先物は70,900円台。
外部環境は比較的良好です。
ただし、日経VIが29.20まで急上昇している点は今日一番注意しておきたいところ。
日経平均が7万円台を維持しながら、AI・半導体だけでなく市場全体へ買いが広がるかを見ていきたいと思います。
