日本時間6時時点 前日比の状況

ダウ 53,686.11 +1.18% 上昇

NASDAQ 26,584.06 +1.40% 上昇

VIX 14.50 -4.98% 低下

米10年債利回り 4.74%前後 低下

WTI原油 91.30ドル +0.3%前後 上昇

金先物 4,539.90ドル +2.8% 上昇

Bitcoin 81,000ドル台 約+5% 上昇

日経225先物 64,630円 +400円 上昇
※日本時間2時時点で確認できた大阪取引所の直近値

日経VI 28.32 +10.84% 上昇

日本10年国債利回り 2.947% 低下

米国株は大幅反発。ダウは624ドル高、NASDAQも1.4%上昇しました。一方、VIXは14.50まで低下しており、米国市場では前日までの金利上昇への警戒感がかなり後退しています。 

米国株が大きく上がった理由

今日の最大の材料は、FRBのウォラー理事の発言です。

ウォラー理事は、インフレ鈍化が続けば9月のFOMCで政策金利を据え置くことを支持する考えを示しました。

これを受け、市場で高まっていた「9月に再び利上げされるのではないか」という警戒が後退。

米10年債利回りは4.74%前後まで低下し、金利上昇に弱いNASDAQやAI関連株に買い戻しが入りました。 

特に大型ハイテク株が強く、NASDAQの上昇率はダウを上回りました。

つまり今日の米国株を一言でまとめると、

「利上げ懸念後退、金利低下、ハイテク株買い戻し」

です。

Bitcoinも急反発

Bitcoinも81,000ドル台まで上昇しました。

米金利の上昇が一服したことでリスク資産全体に資金が戻り、24時間で約5%上昇。一時81,000ドルを大きく超える場面もありました。 

株、Bitcoin、金が同時に上昇していることからも、昨日までの「金利上昇ショック」がいったん和らいだことが分かります。

ただし原油は91ドル台

注意したいのが原油です。

WTI原油は91.30ドルと4日続伸しました。

米国とイランを巡る緊張が続き、ホルムズ海峡などを通じた供給への懸念が原油価格を支えています。 

ここが現在の相場で最も厄介な部分です。

米国株が今日大きく上昇したからといって、まだ完全に安心できる状況ではありません。

金は大幅反発

金先物は2%以上上昇しました。

米国債利回りとドルが低下したことに加え、中東情勢への警戒も金の買い材料となりました。

米金利低下と地政学リスクという、金にとって追い風となる材料が重なっています。 

日本株は少し複雑

9月3日の日経平均は64,214.48円。

前日比111.16円安となり、4日続落しました。

米国株が反発したにもかかわらず、日本株は上値の重い状態が続いています。 

理由の一つが日本の金利です。

日本10年国債利回りは前日の3%台から2.947%まで低下しましたが、依然としてかなり高い水準です。 

さらに日経VIは28.32まで上昇。

前日比10.84%高となっており、日本株については米国株ほど投資家心理が改善していません。 

今日の日本株で見るポイント

米国株が大幅高だったため、今朝の日本株は半導体・AI関連を中心に買いが入りやすい環境です。

実際、日経225先物は日本時間2時時点で64,630円まで上昇し、前日比400円高となっていました。 

ただし今日は「寄り付きが高いから買う」より、その後の動きを見たいところです。

特に注目したいのは、米10年債利回り、日本10年国債利回り、WTI原油、そして日経VIです。

原油がさらに上昇し、米10年債利回りが再び4.8%へ近づくようなら、今日の反発が短命に終わる可能性があります。

VIXから見る買い場

米VIXは14.50。

まだ恐怖相場ではありません。

むしろ米国市場では投資家の警戒感がかなり低い状態です。

私なら現在の水準では、大きく買いには行きません。

VIX 20台では警戒。

VIX 30台では買い場を意識。

VIX 40以上では本格的な買い場を探す。

という考え方です。

今は「株価が戻ったから追いかける」というより、次に原油高や金利上昇で市場が再び崩れたときに買えるよう、現金を残しておきたい局面です。

今日のまとめ

米国株はかなり強い反発。ただし、原油91ドル台という火種は残っています。

金利が下がっている間はNASDAQやAI株には追い風。

一方、原油高によってインフレ懸念が再燃すれば、米10年債利回りが再び上昇する可能性があります。

今日は「株価そのもの」よりも、

原油と米10年債利回りが再び上がらないか

ここを最優先で確認したい一日です。